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だから居場所が欲しかった  水谷竹秀

タイのバンコクにある日本企業のコールセンターで働く人たちを追った本です。

現地採用のため、給料は安く非正規であまり良い労働条件とは言えない中、なんとなく引け目を感じて働く人が多いようです。

日本から逃げるようやってきた人。
一花咲かせようとやってきた人。
居場所を求めてやってきた人。
色々です。

皆それぞれに事情を抱えて生きています。
皆それぞれの思いの中生きています。

外国に行くことで悲しむ人がいるかもしれません。
悲しむ人さえいないかもしれません。

でもその人にとっては一回きりの人生。
誰も変わることのできない人生。
過去の選択が今につながり、また今の選択が未来につながっていきます。

人の生き方は色々です。
正解はないのですね。
人は少しでも納得のいく人生を生きたいともがいています。

そんな姿の見えた本でした。
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パパは脳研究者    池谷裕二著

脳科学研究者である池谷裕二さんが、子供の誕生から4歳までの成長を、父親の目を通して脳科学と絡めて書かれている育児日記。
忙しい育児の中で、子供たちの成長を喜びつつも、できるようになって当たり前のような気がしていました。
でも脳科学的に見れば、子供たちの成長は脳の成長であり画期的な事だったのです。

生まれた時はおっぱいを吸いながら鼻呼吸ができる事。(成長とともにできなくなります)
生まれてすぐの赤ちゃんは自分の手を自分のものと認識できず、手を眺めている事。
発する言葉が1語から少しずつ増えていくこと。
寝返りをするようになり、立って、歩いて、世界を広げ、ものを3次元で見られるようになること。
鏡の前に初めて立った時、自分を自分と認識できないこと。
こけた人を見て、”痛い”という人の感覚がわかること。
などなど、全てが脳の奇跡的な成長なのです。

ほめると脳は喜び、怒られると脳は不快であることを知り、喜び・快感を好むようになるそうです。
これを知っていれば、もっと褒めて子育てできたかな・・・?
2歳違いで3人の男の子相手に、その余裕はなかったかも・・・?ですね。

池谷さんは育児の中で、自分の研究の検証をしているようで楽しく興味深い本でした。
人の脳は素晴らし!

弾丸帰省

急に思い立って・・・
金曜の夜、夜行バスに乗り実家に帰省しました。
早朝着いてまた夜の夜行バスで土曜の早朝の戻ります。
体調のあまり良くない義姉への気遣いで、泊りは避けます。

両親に会うのは6月の姪の結婚式依来。
結婚式の時は、ばたばたしていてゆっくり話せませんでしたが、今回はゆっくり。
耳の聞こえにくい父は腰が少し曲がり始め、母は髪の毛の量が・・・
老いを感じましたが、元気そうで何より。

父の世話をしている庭を久しぶりにゆっくり見て、涙が出そうになりました。
お酒を飲めない父の趣味はゴルフと庭いじり。
隅々まで行き届いた庭。
枯山水に、松、芝生、柿、ソテツ・・・
横の方にはキウイ、畑・・・
日々手を入れて世話をしている様子が浮かびます。

母とは毎日電話で話しますが、父は耳が聞憎いので話すのはまれ。
でもいつも思ってくれていることは日々感じます。

これからもこの弾丸帰省。
バスに乗れば目覚めたら実家。
またバスに乗って目覚めたら家。
距離が近くなった感じ。

これからは子育てもひと段落したことだし、たびたび帰省することに決めました。