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スタートに立てなかったマラソン

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三連休初日、神宮外苑のイチョウ並木をお散歩し、おいしい焼き鳥重を食べて楽しい気分。
帰りの電車の中、突然寒気が。
???と思って帰って熱を測ってみると38.5度。
結局その後、この三連休は眠り続けることになりました。
久しぶりの発熱です。
もしかすると、結婚して初めてではないかな?

今回はすべて夫に甘えることに決心。
掃除、洗濯、食事・・・
夫の作ってくれた薄味(笑)の野菜スープ、納豆オムレツを食べる以外は眠り続けました。
夫に感謝!

3日目はフルマラソン。
勿論走れません。
この1か月この日のために20キロや30キロの試走をしてきたのに。
この1週間、風邪をひかないために部屋の湿度を気にして睡眠もしっかりとってきたのに。

こんなこともあるのですね。
エントリー料だって安くはないのに。
がっかりしていました。

そこへ1件のライン。
先輩ランナーからです。
今回は走れなくてもこれまでの朝ランは力になってるよ!
こんな簡単な事、頭ではわかっているのです。
でもこの一言で立ち直れました。
人の言葉ってすごいです。
やっぱり一人で走ってるんじゃないんだなあ。

次は3月。
その日に向けてまた少しずつ走ります。
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風邪の又三郎・注文の多い料理店・セロ弾きのゴーシュ   宮沢賢治著

宮沢賢治のお父さん政次郎を書いた本を読んでいながら、宮沢賢治の本は?
と思ったら、小さいころ絵本で読んだような気もしますが、内容を思い出せないので、読んでみました。

『銀河鉄道の夜』が一番読みたかったのですが、貸し出し中だったので
『風の又三郎』 『注文の多い料理店』 『セロ弾きのゴーシュ』 有名な3作品。

面白かったですね。
なんだか読み聞かせをしてもらっている子供の気分で読みました。

将来について悩んでいた賢治。
製飴工場や人工宝石の会社を作ろうとしたり、教師になったり。
最後は農業で自活しながら創作活動に励んだ賢治。
そんな暮らしの中で、子供たちを楽しませるこんなお話を作っていたなんて。
妹に自分の作った話を聞かせたということですから、夢があふれる人だったのですね。

賢治の一生を知ってから読むと、また一味違った味わいをもって読めました。

銀河鉄道の父  門井慶喜著

100人以上、図書館で予約待ちをしていたのは、今年直木賞を受賞したこの本でした。

宮沢賢治の父 政次郎について書かれた本です。

政次郎は親の代からの質屋を経営し、基本的には封建的な考えを持った人でした。
でも現代のイクメン顔負けの父親の姿を時々見せます。
賢治が9歳で赤痢になったときには、伝染することを顧みず看病します。
子守唄を歌ったりこんにゃくを温めてお腹に張り付けて、温めてやったり。
結局自分も感染し寝込みます。
また、34歳で賢治が結核の症状で入院した時も、医者から反対を受けながら泊まり込みで看病します。

普段は厳しい態度で接しつつ、経済的援助で賢治を助け続けます。

そんな中、賢治は早く亡くなった妹トシの勧めで子供向けの小説、詩、を書き続け、結核で若くして亡くなります。

政次郎はトシの亡くなる前にも賢治の亡くなる前にも遺言を聞きます。
なかなか親のできる事ではありません。
でもこの世に気持ちを置いて逝かせたく無かったのでしょう。

各所に愛情を感じられるお父さんでした。

ずる  ダン・アリエリー著

人のウソとごまかしについて行動経済学者のダン・アリエリーさんの書いた本です。

例えばテストでカンニングが絶対にばれない状況と、ばれるかもしれない状況で得点により得られる報酬が変わる場合、どのくらい人はずるをするか?
ばれない状況でずる(カンニング)をする比率は高くなります。
人の報酬を得るための欲望が働きます。

納税申告書について、記入内容に間違いないことを誓います、と記入前にサインするのと後でサインするのを比べます。
記入前にサインをしたほうがずるをする比率が低くなります。
これは記入前にサインをすることで人の道徳心に働きかけるのだそうです。

歯医者さんが治療に有効との良心から高価な治療器を購入した場合、その治療にあまり必要がなくても購入代金に充てるため、その機器を使用した治療をします。
自分の最善の治療だと信じる気持ちからです。

ダイエットを断念するときは疲れている時が多いそうです。
こんなに疲れているのだから、と自分を正当化してしまうそうです。

人の心は面白いですね。
人は自分の道徳心に陰りをきたさない程度で、ずるをしてしまうのですね。
思い当たるところが各所にある面白い本でした。

実はこの本、全部読めていないのですが、アップしています。
100人以上待ちだった本が図書館から届いたので・・・
これもずるの一つですね。

聞き書きをはじめよう  小田豊二著

年配の方の昔話を聞いて、書き取り冊子にすることを聞き書きと言います。

人が亡くなるとその人の経験したことは、なかったことになるようでさみしいなあ、と以前から思っていました。
両親の昔のことも、もちろん全て知っているわけではありません。
私が死んだあと、伝えたいこと?
大した人間ではないのでそんなにありません。
でも昔はこんなくらしだったのだよ、と伝えていきたいし知りたいと思っていました。

そこで、聞き書きという活動があることを知り読んでみました。
テープにとって話し言葉で文章にしていき冊子にします。
それをご本人やご家族にプレゼントする活動です。

父が退職したとき、子供の頃のことなど書き残してほしいと頼みましたが、それっきりになっています。
聞き書き、今しておかないと・・・
と思いますが、なんだか気恥ずかしくって一歩が踏み出せてはいません。
でも・・・

文献や記録は残りますが、個人の何でもない暮らしや思いを残していきたいな。
両親に限らず、勉強してこんな活動がいつかできたらいいな。
勿論聞いてほしい、残してほしいと思う方の聞き書きです。

思うは招く  植松努著

子供のころからロケットや飛行機が大好き。
でも興味のない勉強の成績は今一つ。
無理だと言われても好き!を追求し、自分の会社でロケットを作ってしまった方。
植松さんの格言を右ページに、左にその思いを書かれた本でした。

面白かったのは
『ナンバーワンもオンリーワンもみんな努力しています』
スマップの 世界に一つだけの花 の歌詞。
店頭に並ぶ花たち、みんなオンリーワンです。
でもそこに並ぶ前にかなりの数の花たちが、ふるいにかけられているのです。
だから何もしていないわけではない。
ナンバーワン、オンリーワンになるにも努力は必要です。という考え。
店先に並ぶ前のことは考えませんでした。
面白い視点です。

『一生懸命は一個しかやっちゃいけませんということではありません』
やりたいことがあれば片っ端からやればいい。
中途半端等意味ではないけれど、ダメだと思えば他の道もあるのです。
そうですね。
生きていく道は1本ではないのです。
いくつもある中から、自分の道を選択して自分の道を作っていくのでしょうね。
振り返ったとき、その道が穏やかな道だったらいいのにな。

植松さんは好きなことを自由にすればいいという考えの持ち主。
とても素敵です。