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世界をつくった6つの革命の物語   スティーブン・ジョンソン

息子に勧められて読んでみました。

革命と言っても産業革命や政治的な革命とは違います。

ガラス・冷たさ・音・清潔・時間・光 この6つがもたらした革命です。

理系分野の部分は分からないところもありましたが、そこを飛ばしても面白かったです。

例えばガラス。
修道士がメガネとして使っていた時は、庶民は字を知らないので自分が近視であることを知りません。
少したって印刷技術が発達してくると識字率があがり、字を読みだすとメガネの便利さがいきわたっていきます。
たまたまこのレンズを縦に2つ重ねて、顕微鏡が発見されどんどん見えるものが小さくなっていきます。
その後ガラスファイバができ、今のパソコンやテレビに使われるようになっていくのです。

冷たさで面白かったのは・・・
シカゴの氷を西インド諸島の暑い国に持っていけば、絶対に売れると思っていたが、実際に彼らは冷たいものに触れたことがなく、最初は需要がなく、借金だけが残ってしまいました、
後に大きな市場となって大成功するのですが。
冷たさの必要が見直され冷房ができ、そのことで食料となる肉の運搬、人の住める地域が広がり産業に大きな影響を及ぼします。

音については
音を文字化するようになり、それを発音できるようになり、ラジオや電話ができます。
クラシックを流すためにラジオを開発したのに、ジャズやヒップホップが大いにはやり黒人の悲しい歌により、世界が人種問題に目を向けるようになります。

清潔については
下水がない時にはきれいな水はなく、またはしたないとのことでヨーロッパでは20世紀まで水で体を濡らすことをよしとしません。
そして下水ができ、世の中はどんどん清潔なり今では完璧に清潔で清潔すぎて飲めない、水H2O迄あります。

時間については
昔は時計がなく太陽の位置をもとにしていたので、各地で時間が違いました。
遠距離間の交流がなかったので問題なかったのですが、電車や通信ができ基準を作る必要にせまられグリニッジ平均時が出来ました。

などなど、一つの発明が思いがけない発展をもたらしたこと、また思いがけない良くない事態をもたらすことも書かれています。
また、発明だけでなくそれと同時に他の発明や進歩が絡み合って物事が進化していく様子が興味深かったです。
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