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バッタを倒しにアフリカへ   前野ウルド浩太郎著

若林さんと斉藤茂太賞を最後まで競ったという本です。

前野さんは子供のころから昆虫好きで、ファーブルを尊敬して大きくなりました。
サバクトビバッタを研究するようになり、博士号迄取りましたが就職がなく、アフリカのモーリタニアという国へへバッタの研究をしに行きました。
その時のことを書いた本です。

バッタがアフリカでは大問題。
500キロにわたって発生し、すべての作物を食べつくしアフリカに飢餓をもたらすのです。
やむを得ず殺虫剤を使うと人体へも影響を及ぼします。
ですがバッタの生態はあまり研究されておらず、前野さんが本格的に研究を始めたのです。

好きだという気持ちはすごい。
モーリタニアの言葉も文化も分からないまま、どんどんその地に受け入れられ失敗しても失敗しても、突き進んでいきます。
そして最後には日本の研究者として受け入れられ、常勤の京大の教授となり、研究費の心配が亡くなりました。

いつの日か、前野さんがアフリカのバッタ発生前の防除方法を発見したと新聞で見る日が来るのではないかと、わくわくします。

色んな研究者がいるものです。
ニュースでのコメンテータでも驚くような、研究者がおられます。
私には残念ながらそこまで没頭するものがありませんが、そういう方の本を読むのはとても楽しいものです。
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