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ふたご   藤崎沙織

人気バンド SEKAI NO OWARI でピアノを弾き バンドをプロデュースしているSAORIさんのデビュー小説です。

夏子と先輩の月島の友達以上、でも恋人ではない ふたごのような関係の二人。
月島の生き方への苦悩とそれによって動く、夏子の心と生き方を綴っています。
そして月島の夢が夏子の夢と重なっていく、そんなお話です。

若いころの何をしても充実感がなく、生きている意味が見いだせない月島の葛藤、よくわかります。
その気持ちを無視して生活できればいいのだろうけれど、月島のようにとことん突き詰めていくと、彼のように病んでしまう。
生きるって答えの無いことばかり。
その答えを見つけようとしても苦しいだけ。
年を重ねた賢さか、ずるさかわかりませんが、最近は答えのないことを突き詰めないようにしています。
流れに乗って、苦痛の少ない方向に進んでいけば何か道がある、というのが最近の生き方。
こんな生き方では大成しないのでしょうね・・・

バンドのメンバー 月島がいて、夏子、ぐちりん、ラジオ。
セカオワそのもの。
音楽を作る苦しさと楽しさなどなど・・・
それが彼らの音楽観につながっていく様子が興味深く面白かった。
セカオワが身近になり、見方が変わりそう。

ことば
・逃げることにも勇気がいる
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